<食事タイム>

見学がほぼ終了したあと、坑内に設けられた売店、軽食コーナーへ。昼食の時間になっていたのでここで食事をしました。売店ではカレーやホットドッグ、コーヒーなどの軽食が販売されており、テーブルと椅子も十分あってゆっくり休みながら食事ができました。

売店


ちなみにここで売られていたシュークリーム。その名も「シュートリノ」。おいしいですよ。

シュートリノ

<見学終了・・そしてGSAサイエンスセミナー>

来たときと同じバスに乗って坑外へ。そして、集合した公民館に戻り解散でした。今回はスーパーカミオカンデ見学のほか、東京大学宇宙線研究所の鈴木洋一郎教授によるセミナーがありました。GSAは13、14日の二日間でしたが、セミナーは13日のみ。19時30分から21時までで、集合場所となった神岡町公民館内のホールで行われました。
内容は素粒子、そしてニュートリノとはなにかから始まり、ニュートリノはどのように作られるか、ニュートリノによるチェレンコフ光の発生とその検出、太陽ニュートリノの観測、などなど、滅多に聞くことができない充実した講演でした。
そして会場の参加者からの様々な質問に、大変丁寧にお答えいただきました。ニュートリノ研究のトップの研究者である鈴木教授と、誰でも質疑がえる貴重な講演会でした。私もいくつか質問をいたしましたが、講演のあと質問者はカミオカンデのバッジがもらえました。

カミオカンデのバッジ


バッジの中の写真はカミオカンデのモニターに表示されるチェレンコフ光の画像のようです。

ニュートリノと宇宙に思いを馳せながらスーパーカミオカンデを見学した、すばらしい夏の一日でした。