ブレイン・シンフォニー「HOKUSAI」

「若手バイオリニストと幼なじみのミュージシャン。そこに米国から謎の少年がやってくる。音楽と脳化学・・少年を狙う謎の組織とは?」

若手バイオリンニスト容堂詩音、その幼なじみでアメリカを拠点とするミュージシャン坂本遊弦。二人が日本の若手音楽家を集めたオーケストラのコンサートに関わっているところに、アメリカに単身赴任している詩音の父のもとから、謎の少年カールがやってくる。カールはサヴァンといわれる音楽や数学に特異な能力を持つ少年で、遊弦がその才能を見いだし、音楽制作を始める。しかしカールの脳にはそれだけでなく、父の残した重大な秘密が眠っていた。
 その秘密とはなにか? それを手に入れようとするアメリカの脳・人工知能の最先端企業MPX社の狙いはなんなのか? カールを守ろうと、遊弦の友人で共に音楽のプロデュースを手がける元シークレットサービスのアメリカ人サムが背後を探るが・・・カールにMPXの魔の手が忍び寄る。
 秘密裏に脳研究を悪用しようとする組織・・音楽で世界を目指す若者たち・・カールの秘密と生み出されるシンフォニー「HOKUSAI」・・その結末は・・?

iPS(アイピーエス)

「日本の未来に警鐘をならす、緊迫の近未来 S F サスペンス」

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序章
第一章 遺伝子再生医療総合研究所
第二章 スパースファインダー
第三章 生体適合AO・RH+
第四章 襲撃・霞ヒルズ
第五章 正統神日本会
第六章 六カ所村核燃料再処理工場
第七章 秘密研究施設の島
第八章 上陸
第九章 鷹匠家の復活
第十章 ドーム
第十一章 果てしなき陰謀
あとがき

日本の再生医療の最先端を行く遺伝子再生医療総合研究所。そこではiPS細胞の技術を使った、歴史を変革する力を秘めた極秘の研究が進行していた。 防衛省情報特務班のマイケル本田は、自身の開発したデータ解析システム、スパースファインダーでその研究の裏にある陰謀の存在を察知する。しかしそれには自身の所属する防衛省のみならず、政財界、官僚組織までも関与しており、マイケルは、内閣情報室の瀬崎レイと共に追われる身となる。そのころ青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設でテロが勃発。自衛隊特殊部隊の導入でテロは鎮圧されたように思われたが、その裏でも重大な陰謀が進行していた・・

メタルマトリックス

謎が一つになるとき、人知を超えたものがその姿を現す

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第一章 飛来
第二章 オーパーツ
第三章 怪しい影
第四章 メタルマトリックス
第五章 罠
第六章 脱出
第七章 D+D=He
第八章 カミオカンデ
第九章 日本海溝へ
第十章 サブマリンコスモス
第十一章 バイオメタリックストラクチャ
第十二章 テイクオフ
第十三章 希望

夜空に一筋の光となって降りてきた不思議な金属「メタルマトリックス」。それを手にした研究者、湯川英彦はその金属の持つ信じられない構造に心を奪われ、その謎を解明しようとする。しかし、その金属を手にしたことから、湯川は影の組織から、執拗な追跡を受けることになる。なんとか組織の手から逃れながら、実験を進めてゆくと、徐々にその金属が予想を遥かに超える脅威の力を持っていることが明らかになってゆく。そのころ、飛騨の山奥にある東京大学宇宙線研究施設、スーパーカミオカンデで異常なニュートリノが検出される。さらに、日本海溝北端では、自衛隊の潜水艦そうりゅうが4500メートルの深海から発せられる自然のものと思われない音波を検知する。そして、それらの謎が一つになるとき、人知を超えたものがその姿を現す・・・。

アインシュタインの神

「 意識を持ったネットワーク、マザーは悪魔か!?神か!?」

序章
第1章:事件の連鎖
第2章:予感の行方
第3章:不可解な罠
第4章:人工知能科学研究所
第5章:洗脳
第6章:意識のシステム
第7章:新しき創造主
第8章:迫り来る危機
第9章:マザーからの警告
第10章:ファイナルミッション
第11章:ネットワークアイデンティティー
第12章:終結そして希望

次々と起こる事故?事件?。その裏ではいったい何が起こっているのか!?人工知能研究所に隠された秘密とは・・?天才フリーター「岬北斗」と、謎の探偵「長田貞男」は事件を追って東京から、四国へ!別子銅山の秘密基地へ!そこには信じられない巨大な陰謀の秘密が彼らを待ち受けていた!アインシュタインの神とはいったい何を意味し、人類の未来に何をもたらすのか?それは進化と呼べるのか、それとも破滅への道か・・・。コンピュータネットワークが産み出してしまった意識体「マザー」は悪魔なのか!? 神なのか!?そして、未来をかけた脳と人工知能の戦いが始まる。「SF小説」と「サスペンス小説」の融合が創り出す新しい物語の世界。

--未来は決して暗くない--

アインシュタインの神書評