<いよいよスーパーカミオカンデに>

スーパーカミオカンデ入り口。ここで靴を脱いで中に入ります。スーパーカミオカンデは坑内入り口から1.7Km、鉱山の上から1000メートルの深さに有ります。

スーパーカミオカンデ入り口


配管や機器の間を通って本体へ。

配管や機器


中にはここを訪れた有名人のサインが。もちろん小柴昌俊さんのサインもあります。一番目立つのは小泉元総理と小渕元総理とか・・やはり政治家ですね。

有名人のサイン


そしてついにスーパーカミオカンデに・・。ですが当然本体の中は見ることができません。中を見ることができたのは改修工事の時だけだそうです。この写真はスーパーカミオカンデの上に座って天井部分をみたところ。スーパーカミオカンデの上で東京大学の方からスーパーカミオカンデの説明がありました。手前の方が説明された先生です。説明の後質疑応答もあり、丁寧に答えていただけました。

スーパーカミオカンデの上に座って


これは坑内の避難経路図。黄色の丸い部分がスパーカミオカンデ本体。スーパーカミオカンデの上は大人数が乗ることができないので、半分ずつに分かれ、説明を受ける班と周りの見学の班に分かれる。時間が少なく、ゆっくり見学できなかった印象でちょっと残念。

避難経路図


カミオカンデ見学の後、場所を移してカムランドの説明を受ける。こちらは東北大学による説明。カミオカンデは大量の水でニュートリノを検知しているが、カムランドは液体シンチレータを使っています。これは素粒子と反応すると青い光を発する油とのこと。水よりもよく光ることと反電子ニュートリノが見えることが特徴。カムランドのこれまでの最大の成果はニュートリノ振動(観測できるニュートリノと観測できないニュートリノが入れ替わる)を世界最高精度で観測できたこととのことです。カムランドは解説のみで本体の見学はありませんでした。

続く