<構内へ>

いよいよ構内へ。坑道の入り口から施設のあるところまでは1Kmほどあり、特別に排気ガスの対策を施した坑内専用のバス2台で向かいます。

坑道入り口


当然ながら坑内は真っ暗です。バス内から前を見た(見えない?)ところ。手前の白い物は乗客のヘルメット。

バス内


坑内用バスを下車するとひんやりと涼しい坑内です。ここは猛暑も熱中症もない、雨か晴れか、昼か夜かもわからない世界。

涼しい坑内


しばらく坑内を歩いて、まず神岡鉱山の歴史の紹介があります。ビデオ映像を見ますが、時々過去の鉱山労働者を再現?したコント?もあり。結構笑える。

神岡鉱山の歴史


また鉱山で使う重機の紹介と実演があり、これが結構大迫力! 掘削して出た鉱石用のブルドーザーのような重機。一回で積み込める鉱石の量は10トンダンプ一台以上になるとのこと。見えている部分は全体の半分ほどでタイヤの直径が1.8メートル、階段が付いているところの右が運転席で、天井の低い坑道内で作業ができるように工夫がされている。

巨大重機


岩石掘削用のジャンボという掘削機。先端のドリル部分で3メートルの深さまで3分ほどで掘り進めるとのこと。これらの重機を使って、神岡鉱山技術者の方々が実際にカミオカンデを作る際に坑道を広げ、機器を設置する空間を作る作業をしたそうです。

掘削機

続く