このページは9月1日更新。

厚生労働省のホームページに毎日アップされている、新型コロナウイルスの検査数と陽性者数のデータをまとめています。(表示をグラフだけに変更しました。元の数値データはダウンロードでるようにしました)  

 グラフから陽性率が急に上がってきていることが読み取れます。検査数が増えれば陽性率は下がるのが普通ですが、そうでないということは、検査数が感染者の増加に追いついていないことを表していると思います。危険な状況です。

 検査数と陽性者数の関係をグラフにしてみると、4月中旬と現在の違いがよく分かります。4月は検査を症状のある人に絞っていたので検査数は少ないのに陽性者数が非常に多くなっています。つまり陽性率が非常に高かった。現在は検査対象を広げたようなので陽性者数は4月より多くなりましたが、陽性率は4月に比べれば下がっています。
 4月の時もきちんと検査していれば現在との数値の正しい比較ができ、行動制限や緩和の根拠も明確にできたと思われるのに残念です。

検査数:陽性者数グラフの左縦軸(赤):検査数、右縦軸(青):陽性者数は、見かけ上グラフの高さが一致したところが陽性率5%としていますので、グラフを見れば陽性率が5%以上か以下かを簡単に識別できます。

 下記には日ごと、3日移動平均、7日移動平均のグラフを掲載しました。それぞれで読み取れる内容が違います。3日平均では検査と陽性者の数値のずれが、7日平均では陽性率の推移がわかりやすいです。

 最後に元データをダウンロードできるようにしましたので、必要でしたらご参照ください。エクセルファイルです。

 このところいろいろなサイトでデータが確認できるようになったのでこのページは9月1日で更新を終了します。(重症者数の把握はhttps://crisis.ecmonet.jp/ がお勧めです。)

厚生労働省データ全国検査数、陽性者数

検査数陽性者数 3日間移動平均

検査数陽性者数 7日間移動平均

元となる数値データダウンロード エクセルファイル