1969年4月、小澤征爾はトロント交響楽団の音楽監督兼常任指揮者として日本公演を行いました。当時高校生だった私は東京文化会館で行われた演奏会を聴きに行くことができました。プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、武満徹「ノヴェンバーステップス第1番」、ベートーベン交響曲第5番「運命」というプログラムでした。その時の演奏会プログラムが手元に残っていたので、その一部分をアップしました。武満徹さんのページには直筆サインもありました。プログラムの各ページからは当時の小澤さんをめぐる雰囲気が感じられます。